「肌のハリが減ってファンデーションが毛穴に落ちる」「ヒアルロン酸でパンパンになるのは避けたいけれど、肌密度を取り戻したい」――そんな大人の肌悩みに応えるアプローチとして、近年美容医療界で標準化が進んでいるのがコラーゲンブースター(バイオスティミュレーター)です。

 

今回は、その肌自らの再生力を呼び覚ます注入製剤「スキンプラス(Skinplus)」と、効果を最大限に引き出す高圧ジェット導入デバイス「シナージェット(Synerjet)」を用いた最新のアプローチについて、解剖学的視点から詳しく紐解きます。

 

 コラーゲンブースターという新しい選択肢

 

従来の注入治療といえば、ボリュームが減少した部位にジェル状の架橋ヒアルロン酸を充填し、物理的にシワを持ち上げる手法が主流でした。

 

しかし、加齢による肌の衰えは「骨や皮下脂肪の萎縮」だけでなく、「真皮層のコラーゲン・エラスチンの減少による肌密度の低下(菲薄化)」によっても引き起こされます。

 

スキンプラスをはじめとするコラーゲンブースターは、スペースを埋めるのではなく、コラーゲンを注入しながら自身の線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの新生を促す製剤です。「異物を留まらせて膨らませる」から「自己組織を再構築して引き締める」という、根本的な肌質改善(ECMリモデリング)を目的としています。

 

スキンプラスの特徴と作用メカニズム

 

スキンプラスが皮膚内でどのように働き、肌を若返らせるのか、そのプロセスは大きく3つの段階に分かれます。

 

  • 微小環境の活性化(導入期)

真皮深層にコラーゲンが注入され均一に届けられた製剤が、休眠状態にある線維芽細胞へシグナルを送ります。

 

  • 自家コラーゲン・エラスチンの持続増生(再生期)

刺激を受けた細胞が活性化し、数週間から数ヶ月をかけて良質なI型・III型コラーゲンや細胞外マトリックス(ECM)を自己産生します。

 

  • 肌密度の向上とタイトニング(定着期)

自前のコラーゲンネットワークが再構築されることで、皮膚の厚みと弾力が回復。毛穴の引き締まりや自然なハリ感が長期間にわたって維持されます。

 

従来の肌育注射とスキンプラスの決定的な違い

比較項目スキンプラス(コラーゲンブースター)従来の肌育注射
コラーゲンを増やす作用直接的

(コラーゲンの苗→コラーゲンそのものが入る)

間接的

(コラーゲンの種→育つかどうかは不安定)

仕上がり艶感、保水力アップ

肌の弾力性改善

ハリの改善
変化の過程早期から(1週間から1ヶ月)ゆっくり

 

苦痛のない肌育治療

ダウンタイムも痛みも抑える無針水光注射「シナージェット(Synerjet)」による均一な注入

 

肌育注射は手打ちないし水光注射で注入することが一般的ですが、顔全体に注射針を刺す痛みは大変な苦痛です。出血も多くなるためどうしてもダウンタイムが気になります。

またコラーゲンブースターの効果を最大化し、しこりや凹凸のリスクを抑えるための鍵は「狙った深さへ、いかに均一に拡散させるか」ですここでも大きな強みを発揮するのが、最新のシナージェット(Synerjet)を用いた導入手法です。

無針水光注射のシナージェットは針を刺すような痛みはなく出血もしないため、見た目のダウンタイムはほぼありません(ただし施術後半日は日焼け止め、洗顔、メイクはNG)。痛みもダウンタイムも抑えながら肌育できるシナージェットについて解説したいと思います。

 

針の代わりに「高圧ジェット」で広範囲に拡散

シナージェットはジェットインジェクションという機械の1種です。従来の注射針を使用せず、特殊な機器により初速マッハ1.5(石を切り出すウォーターカッターがマッハ3ほどになります)の高圧エネルギーを用い、およそ120μmの微粒子を真皮層(2.5mmの深さまで)へ届けます。

 

針を刺さないため、従来の水光注射などに比べて痛みが大幅に軽減。また、薬剤の浸透効果だけでなく、高圧ジェットが真皮層に微細な刺激(マイクロトラウマ)を与えることで、肌自らが修復しようとする力(創傷治癒作用)が働き、コラーゲンやエラスチンの生成が強力に促進されます。(ダーマペンなどと同じ原理です)

 

シナージェットの利点(その他の無針水光注射との違い)

 

エレクトロポレーション、プラズマ処置の作用で(他の無針水光注射・ジェットインジェクターにはついていません)と比べて注入効率が上昇します。薬剤を無駄なくしっかりと浸透することが期待できます。従来の水光注射の数倍は注入効率が高いとされています。

 

エレクトロポレーションを皮膚にあてがいながら施術を行うため皮膚から均一な距離感で薬剤をムラなく注入できます(従来機はフリーハンドで行うため皮膚からの距離が不均一で注入の威力にムラが生じます)。

 

 エレクトロポレーションによる刺激が注入の痛みを緩和(ゲートコントロール理論という痛みの緩和方法)させます。

 

均一な3次元拡散(サブシジョン効果)
一点に薬剤が溜まる手打ちの注射針注入とは異なり、ジェットの微小な物理的圧力によって組織の癒着を剥離(サブシジョン)しながら、製剤をミスト状に3次元的かつ均一に真皮〜皮下層へ行き渡らせます。

 

内出血・ダウンタイム・痛みの軽減

血管を傷つけるリスクを抑えられるため、注射針による内出血や痛みが不安な方でも受けやすいのが特徴です。

 

瘢痕・深い小じわ・首のシワへの高い親和性

皮膚が薄く針跡が目立ちやすい首の横じわや、拘縮・癒着のある凹凸部位に対しても、組織を優しくほぐしながらスキンプラスを浸透させ、高いコラーゲン産生効率を引き出します。

 

スキンプラス×シナージェットの利点と適応

スキンプラス(Skinplus)と無針水光注射シナージェットの相性の良さ

シナージェットで作られる粒子の大きさは120μmです。ジェットで噴霧するためにはそれより小さい粒子である必要があります。スキンプラスの粒子はおよそ70μmですが、他者製品では100μmを超えるものもあり、ジェットで作られる粒子より小さいスキンプラスの方が注入しやすくなります。つまりスキンプラスとシナージェットは非常に相性の良い組み合わせと考えられます。

 

またスキンプラスの70μmという粒子の大きさはコラーゲンを生成するためのマクロファージの反応を絶妙なバランスで起こすサイズとされていますが、この粒子が小さすぎたり、大きすぎたりすると、マクロファージによる反応が強くなりすぎて炎症が大きくなったり、異物反応として破壊されてしまうためお肌に有効な影響が消失してしまいます。

両者の相乗効果で苦痛がなく効率の良い肌育が叶います。

 

スキンプラスSkinplusの適応

実際にどのような方に向いているのか適応をあげてみます。

 

  • 顔全体の細かなちりめんじわ・キメの乱れ

笑ったときに出る細かなシワや、夕方の乾燥くすみが気になる肌を底上げします。

  • 皮膚の菲薄化(薄さ)によるハリ不足

加齢とともに薄くなった頬や目周りの肌に厚みを取り戻し、健康的な弾力を再現します。

  • 肌の艶が失われている

スキンプラスの保水力を通じて肌が瑞々しくなるため艶肌になっていきます

  • 肌の拘縮

シナージェットの微小剥離作用とスキンプラスの組織再生効果が合わさり、硬くなった皮膚を柔軟に整えます。

  • 「ヒアルロン酸顔」を避けたい方のエイジングケア

ヒアルロン酸で顔の体積を増やすことで副次的に皮膚の針を取り戻すのではなく、ダイレクトに皮膚のたるみや老化そのものをケアしたい方に選ばれています。

 

まとめ:肌本来の再生力を「育てる」これからの美容医療

 

肌の衰えを「埋める」のではなく、肌本来の再生力を「育てる」――。

 

スキンプラスによる良質なコラーゲン増生と、シナージェットによる正確で低侵襲なデリバリー技術が融合することで、ダウンタイムを抑えながら洗練されたハリと滑らかさを叶えることが可能になります。

 

不自然な変化を避け、ご自身の肌そのものの密度と品格を高めたい方に、ぜひ知っていただきたい最新の治療アプローチです。

当院について

 

アトラクレアビューティークリニック新宿では、最新のコラーゲンブースター スキンプラス(Skinplus)と最新の無針水光注射シナージェットを取り扱っています。

この2つを同時に取り扱うクリニックは都内でも希少です。

 

脳神経外科で20年の経験を積んだ院長が、解剖学的な知見をもとに注入プランを設計します。真皮から整える新しい肌育注射にご興味ある方はご来院お待ちしています。

 

当院は新宿駅から徒歩1〜2分と通いやすく、施術後のダウンタイムにも配慮しています。自分に合うたるみ治療を選びたい方は、まずは無料カウンセリングでご相談ください。ご予約はWeb・LINE・お電話から承っています。

電話番号03-6273-6255
住所東京都渋谷区代々木2-7-5 EX-SIDE 南新宿6F
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